学習塾よろず相談事例集(74号)

私塾ネットセンター 広報部 

Q:今年から中学の教科書が改訂になり、特に英語が大変なことになっています。皆さんの塾では、英語の教材は何を使っているか、どのような指導法になるか、時間数を増やすなどの対策を行うつもりなのか、情報交換させて頂ければ幸いです。

A1:日本教材出版の「Active Study」が紹介された。日米の柳田さんが例として挙げられているほど、超有名。使っていらっしゃる塾は一斉授業使用で、個別で使えるのかという話も出ているが。今のところ情報なし。

A2:一斉指導で、フォレスタ使用、フォレスタクリアテストを生徒に自主的に多数回繰り返させて内容定着させているところも。

A3:教科書指導をしないと成績が上がらないのでは、に関しては、教科書準拠として、新ワーク(好学出版)と解説動画教材(独自開発もしている)。物足りない人は、ウイニング。それの長文問題で長文対策をしている。学校の定期テストで点数を取らせることに主眼を置くには、教科書の音読の徹底をしている。

A4:小学生高学年の生徒が、毎週少しずつ、読みを繰り返すことで自然に読むことが出来るようになり、意味もつかんでしまう。文法は、小学生に必要ない。音読徹底で小6の半数が英検3級とか。これには、かなりなノウハウがあるのでしょうね。一朝一夕にはできない。

A5:音読の重要性は共通認識。國弘正雄氏の「只管朗読」に尽きるという意見も。「國弘流英語の話しかた」。自分の勉強に適すか。

Q:皆さまの教場では、どのようにお月謝を集めておられますか。月謝袋、銀行振り込み等ありますが、こうしたら良かったという体験をご披露ください。また、それに伴うトラブル例えば滞納など困っていること、またその対策で改善した経験なども教えていただければ、皆様の役に立つと思われます。お知恵を拝借して、安価で安全な方法を提示できればお役にたつと思います。是非、積極的に書き込んでいただければ幸甚です。

A1:おおまかに、小規模の塾では金融機関の振込・引落あるいは月謝袋、また顧客側にそれらの選択していただいているところが多いようです。教場を多く持たれているところは、多くの金融機関から引き落とす作業を代行業者に頼んでいるようです。ほとんどの学習塾は、滞納や多額の踏み倒しを経験されていて、その苦い体験から色々とお月謝を集めるやり方も変化させているようです。

A2:振込・引落に使う金融機関では、ゆうちょ銀行が多いです。

A3:ゆうちょにお手数でも振り込んでいただくようにして、入塾時の契約書に学費滞納の場合の出席停止などを文言として入れてからは、滞納がなくなったというところもあります。

A4:地域の学校の自動引落としにゆうちょを使っているので、ゆうちょの引き落としを使用している。地域によって違いがあると思われます。

A5:ゆうちょの自動引き落としに、「ゆうちょBizダイレクト」等ネットから利用すると、データ提出も簡単で、手数料を受取人負担としても55円以下で済むようです。詳しくは、「ゆうちょ自動払い込み」等でご検索ください。

(注:集まった情報が少なく、この件は継続して内容を深めたいと思います。ついては、投稿しやすいように、個人情報が見えない目安箱のようなものを設置しようかと考えております)