エリア四国 小野 昭(77号)

エリア四国 小野 昭(小野塾・香川県)

冒頭、5月12日(木)丸亀オークラホテルにて私塾ネット四国の総会が行われます。そこで本年度より四国の代表を仰せつかる予定でございます。湯口先生、寺島先生、近藤先生に続きまして4代目となります。四国は、名誉会員の楠山先生を含め19名の会員です。全国の皆様と様々な交流ができますようにお世話をさせていただく所存でございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、5月に入り生徒募集の方はいかがでしょうか。今年はスタートが良くないように思います。1学期の中間テスト、期末テストに向けてまだまだ気を緩めずに募集にも気を配っていかなくてはならないと思います。そこで、4月17日の全国研修でも発表させていただきましたが、小学生を集める大切さについて報告致します。私の塾では、小学生に対して算数・国語・英語・そろばん・硬筆の5つのメニューがあります。このメニューの豊富さをアピールして募集につなげています。保護者は、塾以外にもスポーツ系の習い事などを含めて送迎の段取りが大変です。ですから入校面接時に、ここなら「色々学べて便利ですよ」という事をアピールしています。具体的には、各50分授業で、4時スタート、5時スタート、6時スタートがあります。つまり1日で3つのメニューを受講することが出来るようにしています。この結果比較的、小学生の募集がうまくいっています。但し、課題もあります。小6の生徒さんを、スムーズに中1に上がってもらうことができるかです。そろばんだけとか、硬筆だけの生徒さんはなかなか思うように中1講座を受講してくれません。そこのところのシナジー効果をいかに発揮できるかが課題です。もう一つ課題があります。活気のある小学部は、落ち着いてきちんと指導しないとバタバタした印象になって一度退塾してしまうとシナジーどころか逆効果になってしまうところです。子育て経験のある年配パート女性と、自塾の正社員が一緒になって頑張っているところであります。

次に、本年度の香川県高校入試について少しだけ報告致します。特徴は2つ。1つ目は公立高校の入学定員が25名増加したこと。2つ目は、新型コロナウイルス感染による追試験が昨年度より設けられ、さらに今年は当該生徒が濃厚接触者の場合は追試験ではなく、別室での本試験が実施されました。

全国の皆様とも、お顔を合わせておしゃべりができるようになる日が一日も早く来ることを祈りつつ四国のエリア報告とさせていただきます。