エリア中国代表 西本雅明（パワーゼミ西本）
私塾ネット中国の1月定例会は，新年会を兼ねた少し贅沢な食事をしながらの会議です。しかし，今年はコロナ騒動もありZOOM会議となりました。パソコンを介した会議は慣れてきたものの最近では味気なさもしみじみと感じるようになりました。新幹線に乗って朝から気合を入れて臨む通常の会議とは違い，気合が入らないこと甚だしい。出席者も会議を軽んずる傾向が見られ欠席も目立つようになってきました。新年度もこのような状況が続くようでは先が思いやられます。あくまでも冗談ですが，上半身はネクタイを付けているが下半身はパンツ一丁で会議に参加するなどの緊張感を保つ工夫が必要かと思われます。あくまでも冗談です。
さて，何もできなかった2020年度でしたが，私塾ネット中国ではWEB上で「映像授業」の研修会を開催する予定です。（公社）全国学習塾協会の地福常任理事からIT導入補助金のお話をしていただき，塾専販社5社の一押し教材をプレゼンしていただくことになっています。どの程度の関心が会員の皆様にあるかどうかは未知数ですが，コロナ休業中の僕は安くて良い映像授業は無いかと思ったものでした。しかし「Go to travel」「Go to eat」で少し落ち着いたかに見えた時期になると，すっかり忘れてしまい，今頃慌てている次第です。どうやら今回のコロナ騒動は一過性のものではなく，これからも形を変え品を変えて，様々な形でパンデミックが起こる可能性があるようです。どんな状況下でも塾業が続けられるような準備をしておきたいと思います。
僕の塾では2月に行う公開模試も急きょ外部募集を停止しました。密を避けるためですが，もともと公開にしているのは塾生を増やすためであって，塾内を密にしたいためですので，複雑な気分です。広島県内の新型コロナに対する恐怖の度合いは地域差が有り，新幹線沿いの市では高く，山間の地域ではかなり低いようです。実は今，島根県との県境に位置し広島県では最も奥の県立西城紫水高校で冬季合宿中に原稿を書いています。校内の合宿に外部講師を例年通りに招くなんて，呼ばれた僕も「大丈夫かいな」とびっくりしています。そのくらい暢気です。
