報告 鈴木正之(いぶき学院)
平成22年3月1日、首都圏に本部を持つ学習塾団体で「学習塾団体合同会議」(以下、合同会議)が発足しました。
設立趣旨は「学習塾の団体が一つの場に集まり、業界の健全な発展及び学習塾に通う子供たちの未来のために、広く会議を開催していく必要性を強く感じることから、私たちは公正で透明な合同会議を開催することに同意しました。」で、情報の共有や各団体の行事日程のすり合わせが主な活動でした。
時は流れ、今の社会や学習塾の状況に照らし合わせ、新しい合同会議をつくろうという話になりました。情報共有はコンソーシアム協議会にて行われ、行事のすり合わせについては崩壊している現状を踏まえ、各団体の負担を軽減しつつ会員塾の皆さんに多くの研修を提供すべく、「各団体イベントへの相互参加による参加者確保を目指すのではなく、各団体の良さを活かしつつイベントを共有することで、各団体のイベント回数減と会員塾のイベント参加機会増を目指す。社会のために、必要なことを、必要な人に提供する。」ことをしていくことになりました。
目的は「弱い立場である子供達や塾の先生の気持ちを推し量り、業界の健全な発展及び子供たちの未来のために我々ができる事を実行していくものとする」とし、活動としては①情報の共有と発信は継続し、②学習塾業界としての方向性の模索、イベントの共有と独自イベントの開催となります。
学習塾団体の行事予定はクラウド上に各団体が入力し、全団体の予定をどこでも閲覧できるようにします。ホームページで各団体の研修会等のイベントを告知して会員団体の学習塾の先生方が必要なイベントに参加できる仕組みづくりをします。
今回、任期満了に伴い合同会議の役員の改選が行われ、私鈴木が代表幹事、坂田義勝氏が副代表幹事に決定いたしました。他の役員人事は各団体2名の代表者の中から、1月の合同会議で決定となる予定です。
皆さんからご意見、ご提案をお寄せいただき活動に反映させていきたいと考えております。よろしくお願い致します。