特集|エリア関東 秋の研修大会

報告 長江広紀 (英数学院)

新型コロナの感染拡大が止まりません。私たち学習塾のすぐそばまで押し寄せてきています。社会でもテレワークなど新しい仕事のあり方が定着しつつある中、感染拡大第3波に備えるためにも、自塾のアピールのためにも、手作り動画にチャレンジしてみませんか。

このような謳い文句でエリア関東秋の研修大会「いますぐ始める『っぽい動画授業』が10月18日にzoomで行われました。北は北海道から西は山口まで総勢31名の先生方にご参加頂きました。

前半の進行は、宮澤歩副代表兼研修部長(秀英ゼミナールSS教室)。田中宏道先生の動画を見て頂き、まずはどんな動画が撮れたらいいか、自塾の特徴やアピールポイントは?について、考えていきました。その後、4つのパターン(ワンポイント動画、板書動画、授業実況中継動画、YouTube大学型動画)を提示し、どのパターンの動画を撮ると自塾にマッチするかを考え、4つのグループに分かれて話し合いました。ブレークアウトから退出後、代表者にそれぞれ話し合った内容を発表して頂きました。

その後、実際の撮影での準備の注意点(道具、照明、音声、構図)、撮り方の注意点(時間、視線・立ち位置、小道具)について宮澤先生からお話があり、その後「動画に魂を入れましょう」ということで田中宏道先生にお話し頂きました。

進行は小泉正太先生(ラボ寺子屋)に代わり、できあがった動画をYouTubeへのアップのしかた、YouTubeでの運用の注意点などのお話がありました。

今回のテーマはスマホ・三脚・ホワイトボードの3つのツールを使って、一番シンプルで極力お金をかけないオンライン授業の作り方でした。参加者はおおむね、満足して頂けました(後でアンケート結果を記します)。知らない誰かの授業より、自分の先生の作る手作り授業だから、生徒たちも集中できるし、よく分かるはずです。

コロナ感染が再び勢いを増しています。再び何が起こるか分からない状況です。そういう意味では、今回の研修大会は非常にタイムリーで有意義な研修になったと思います。

開催に当たり、数ヶ月前から実行委員の先生方と話し合いを重ねてまいりました。改めて御礼申し上げます。また当日スタジオをお借りしたStudy Plus株式会社さまにも御礼申し上げます。

エリア関東では、これからもさまざまな企画をしていきます。Zoomだと地域の枠がありません。他エリアの先生方も、是非エリア関東の研修にご参加ください。