閑話休題(70号)

編集長 谷村 志厚

広報70号がようやく日の目を見た。当号は4月19日の20周年記念大会に合わせて、20周年記念号として制作準備をしていた。ご承知の事情で休刊となり3カ月を経てやっと復刊。すると、なんとなんと、ご覧のような衣替えとなった。当号から制作を、賛助会員であるデザインオフィスの鈴木さんにお願いすることになった。さすがデザイナーさんの手になると、カラフルでスタイリッシュな仕上がり、レトロ親父の版下制作ではこうはいかない。感心しきりである。

悲しいお知らせが一つ。東京女子学園の前理事長校長にして東京都私立中高協会の副会長の實吉幹夫先生の訃報が届いた。7月1日、入院加療中のところ薬石効なくお亡くなりになったとのことだ。思い起こせば、私塾ネットは實吉先生に大変お世話になった。設立時の第1回から毎年の全国研修大会にご出席をいただき、私学代表としてご挨拶をいただいた。まことに恩ある貴重な方を失った。合掌。

うれしいお知らせもある。實吉先生のゴルフ仲間でもあった玉城邦夫先生(エリア関東・修学舎)が日本民間教育大賞最高功労賞を受賞される。さらに柳田晉治先生(エリア関東・日米文化学院)も同時に同賞を受賞されることになった。小生、お二人とはいささか縁がある。千葉学習塾協同組合の第2代理事長が玉城氏、3代目が不肖谷村そして4代目が柳田氏と続く系譜である。同賞授賞式は7月13日、都内で挙行される。お祝いに参上せねばなるまい。コロナは怖いけどね。