事務局長 長江 広紀(英数学院・神奈川)
腰掛け石です。映画鑑賞が趣味で、できる限り映画館に足を運んでいます。見た内容はアプリに日付や評価などを記録しています。22年に鑑賞した作品をご紹介します(辛口です)。
「さがす」・・・現在最も注目されている片山慎三監督の商業デビュー作。懸賞金300万円の犯人を追って姿を消した父を探す娘と、連続殺人犯の男の話が絡み合う凝った構成で飽きさせない。単調な佐藤二朗の演技が少し不満だった。
「ウエスト・サイド・ストーリー」・・・スピルバーグ監督によるリメイク。ほぼ前作をリスペクトした内容。歌も踊りも楽しめた。ただ、主人公のトニーが弱い。後、蛇足だが、プログラムが2,970円だった…。スピルバーグはもうすぐ公開される自伝的映画に期待。
「ちょっと思い出しただけ」・・・怪我でダンサーの夢を諦めた男とタクシードラーバーの女の出会いから別れを時制を逆にして切なく描いた。悪くないが、だとしたらラストは出会いのシーンにしたかった。
「ベルファスト」・・・ケネス・ブラナーの自伝的作品。愛に包まれ育った少年が、プロテスタントとカトリック住民の対立を引き金に故郷を去るか決断を迫られる。表層しか描かれていない感があり、胸に迫るものがなかった。
紙面の関係で、この辺で。ちなみに22年ベストは「ケイコ 目を澄ませて」です。
4月23日、私塾ネット全国塾長・職員研修大会が東京・大井町で開催です。皆様と久しぶりにお会いできるのを楽しみにしています!