エリア中国 西本雅明(80号)

エリア中国 西本雅明(パワーゼミ西本)

あっと言う間に年が明けました。広島県立高校は今春から新しい入試制度による選抜が行われます。特に「自己表現」という項目は賛否両論ですが、どんな結果になるのか、少し楽しみです。この原稿を書いている1月下旬は、中学入試と共通テストは終わったものの、いよいよ高校入試と大学入試の仕上げの時期です。その上、新年度の募集もあり、毎日がてんやわんや(そんな漫才師がいたなぁ)です。毎年のことながら何度経験しても慣れません。

さて、前号でご報告しました「中国エリア」の研修会&忘年会ですが、理事長をお迎えして無事に終了いたしました。地元では泣く子も黙る増井先生のコネクションを利用して、鞆の浦からチャーター船(めっちゃ早いやつ)で、北木島(笠岡市)へ渡り、石切場などを見学し、島の歴史を学びました。また、(潮待ちの港)鞆の浦では河浜先生のガイドで、地元の人も知らない町の歴史、瀬戸内を学べました。改めまして増井先生、川浜先生、また、わざわざ福山までお越しくださって会員との距離を縮めてくださった田中理事長、有難うございました。楽しい有意義な会であったと、ご報告申し上げます。

さて、奇数月に行われる「中国エリア定例会」ですが、コロナの影響は大きくて、会場としていたホテルが廃業しましたので、場所をどうするかの問題も棚上げ状態です。この期間中の会議はコロナへの対応でオンライン会議が多くて、会員からの「よもやま話」が聞けないのは残念です。オンラインでは「余計なことが言えない雰囲気」があります。本人が余計なことと思う事柄の中に重要な情報がある場合が多いので、遠慮なくお話していただければと感じています。まだしばらくはオンライン会議が続きそうです。ぜひ「よもやま話」をお聞かせください。

話は変わりますが、僕の塾は「うっかり」「ぼんやり」の同年代の講師が定年退職などでいなくなり、今は若い講師たちを中心に授業を行っています。来年度の受講料や教材費など、逐次報告をしてくれるのですが、ついつい確認を後回しにしてしまって、結局「前回、許可をいただきました。」だの「以前、仰っていたことと違います。」だの、怒られっぱなしです。なんだか最近いろいろな方に叱られます。ほんの少しご紹介しますと・・・広告代理店には、「明日までに原稿を頂かないと間に合いません。(ごめん、頭が空っぽ)」。税理士には「これは何の支出ですか!(ごめん、僕のおやつ)」。中村直人先生(広報部長)には、「メールには必ず返信してください。あなただけですよ!(本当に失礼しました)」。妻には、「洗濯物を触らないで!二度手間になるから!(ごめん、良かれと思いまして)」。などです。まわりの塾長たちが叱られている姿を目撃したことはありませんので、こんな経験は多分僕だけだろうと思います。中間管理職は大変だという話はよく聞きますが、人によっては塾長だって大変なんです。もし、「俺だって悲しいぞ」という塾長がいましたら、「悲しい塾長の会」を結成しませんか?連絡をお持ちします(嘘ですよ。本当に悲しい塾長が集まると悲しすぎるので、間違えても連絡してこないでね)。