理事長コラム(76号)

仲野十和田(ナカジュク・東京都)

オミクロン株による学級&学年閉鎖が急速に増えてきました。先日初めて自塾の塾生にも陽性者が出ましたが、塾内感染やこの時期スタッフが感染しないことを願うばかりです。皆様におかれましても不安を抱えていらっしゃる方も多いと思いますが、一緒に乗り切っていきましょう!

先日(1/17)ZOOMにてセンター役員会が行われました。役員の皆様、お疲れ様でした。主な議題を報告させていただきます。

①理事長改選に関する件
理事長職をさせていただいて、早6年になります。「本来任期2年を2回までとし、1期を限度として暫定的に延長できる」という規約に基づくと今年の3月までがその限度となっています。
そしてこの度、田中宏道先生(LAPIS鎌ヶ谷)が4月の代表者会議に推挙することを引き受けていただいたことを役員会にて報告させたいただきました。自塾も大変なこともあり、固辞されていたのですが、私の思いが通じたのか?ゴリ押しだったのか?とにもかくにも受け取っていただきました。私が事務局長→理事長の間、研修部長として全国研修を企画・運営していただき、本当に私塾ネットらしい研修会が毎年行われてきたことには、感謝の気持ちでいっぱいです。順調にいけば、4月の代表者会議にて新しい理事長及び新役員が決定されます。

②4月の全国研修大会
現状、コロナが蔓延状態で、先がなかなか予想できないこともあり、基本的にZOOMによる研修会を行うこととなりました。日程や内容は状況を見ながら2月下旬位に決定をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

さて、私仲野が理事長コラムを書かせていただくのは最後となりました。2001年の発足時はエリア関東事務局長、翌年山口恭弘理事長のもと、センター事務局長、エリア関東代表そして現職と様々な経験とたくさんの支援をいただきました。発足前は小さな団体に所属していたので、センターの事務局長を仰せつかった時は不安でいっぱいでしたが、亡父と同じ年生まれの山口先生が全国を一緒に回ってくださり、心強かったことが、ついこの間のような気がします。私にとっては第2の父的存在でした。その後谷村理事長の仕え、気持ちよく働けるリーダーの気質を学ばせていただきました。大将的な存在でした。昨年、その谷村先生から塾を閉じるというお話がありましたが、その後ご自宅で続けられるということをお聞きし、安心しました。これで、生きて元気なうちは教鞭をとってくれると思います(笑)。ということで、この広報の編集会議もAIMセミナーで行うのが2月で最後かと思うと、とても寂しい気がします。毎回10人弱の方々が集まり、広報をセッティング、封入をしながら話す何気ない会話がとても楽しく心地良い時間でした。昨年は第3代理事長の鈴木正之先生が教室の移転、第4代理事長の湯口兼司先生は代表権をご子息に譲られるなど、私塾ネットにとっても節目の年だったかもしれません。コロナ禍も塾団体の在り方を考えさせられました。

4月からは新理事長のもと、私塾ネットは新たなスタートを切りますが、20年間育てたいただいた恩を忘れずに携わらせていただきたいと思います。まだ、3月まで任期はありますので、ここは最後のコラムの締めとさせていただきます。長い間つたない文章を読んでいただき、ありがとうございました。