エリア中国 西本雅明(89号)

エリア中国 西本雅明(パワーゼミ西本)

エリア中国9月の定例会のご報告

ついに広島県立西条農業高等学校へ見学に行ってまいりました。これは7月の研修会企画でしたが、ずれ込んだんです。ずれ込んだ理由は、あくまでも僕の想像ですが「頼みに来た奴(西本)が塾の先生なのにバカっぽい」ということから「どうも怪しい」という結論に至ったのではないかと考えられます。とにかくメンバーにはご迷惑をおかけしました。

本日「とっとと報告書を提出しろ」との厳命LINEがいろいろな方々から届いてしまいました。つくづく自分が嫌いになります。申し訳ございません。

西条農業はとにかく広かった!前回も書きましたがMATSUDAスタジアム11個分(東京ドーム何個分かは知りません)です。当然見学もバスを出してくれました。私は世間のバイ菌で汚染されているので、バスから降りられませんでしたが、動物のエリアもありました。肉用の和牛とミルク採取用のホルスタイン種、ヤギ、豚、鶏、乗馬用の馬などがいました。1年生のある授業では一人で1羽のヒヨコを大人になるまで育てて、肉になるまでを経験するのだそうです。企業とコラボして高校生たちが作るソーセージなどはあっという間に完売です。東広島在住の吉長先生はシクラメンを、林先生はブドウを購入するそうです。この学校のシクラメンは花の大きさが通常の1.5倍ほど大きいそうです。栽培しているシャインマスカットもすぐ完売します。動物のフンは肥料に、精米の企業から出る米ぬかはペレット飼料に、牡蠣がらは土壌改良の薬にするなど、どんどん研究材料があるそうです。また隣には国立の研究施設や広島大学があり、高大連携が進んでいます。大学の先生と一緒に研究をしたりするので、そのまま広島大学へ進学する生徒もいます。農業高校なのにスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の認定を受け国公立大学への進学は11%、大学進学率は80%を超えています。広島県には農業高校が庄原実業と西条農業の2校あります。庄原実業は生産を中心とした実務的な授業を、西条農業は探求を中心とした研究的な授業をしています。農業高校のイメージとは全く違う印象を持ちました。これからはますます農業は大切になるはずです。今は高齢者が広島の農業を支えていますが、今のままでは10年後には農業従事者はいなくなりそうな程、高齢な方々ばかりです。これからは若い人たちが農業や経営を学んで、企業的な農業を営むようにならなければ、近い将来に農業は壊滅しそうです。僕は農家の友人が何人もいますから、大丈夫だと思いますが、都会に住んでいる皆さんはどうですか?