誌上研修・合同年末研修/情報交換会 [2023.12.10]

<年末研修会報告>
小林 三博(熱血指導塾わせスタ・東京都)

東京下町の足立区にあります熱血指導塾わせスタ小林です。2023年12月10日(日)の年末研修会に参加させていただきました。昨年に続き2回目の参加になります。

私が自塾をオープンして6年経ちました。なんとか潰れずに持ち堪えております。
私は学習塾業界出身ではないため、横のつながりというものが全くありませんでした。しかし、最近では私塾ネットの皆さまなど学習塾経営されている皆さまと知り合うことができました。
様々なアドバイスをいただき、現在楽しく塾運営をできているのも皆さまのおかげです。ありがとうございます。

さて研修会のテーマは「チャットGPT」でした。
正直チャットGPTは懐疑的で、使いづらいなぁ、検索エンジンの進化版くらいかなぁ、と捉えていました。
しかし現在進行形で活用されている皆さまのお話を聞いて、これからの進化に興味が沸きました。
特に柳田先生にご紹介いただいた画像生成が便利だなと感じています。著作権がうるさくなっている昨今で、情報発信・SNS利用にはかなり便利だと思います。ただし課金です。。。
またグーグルレンズでの英文スキャン読み上げは、私立高校のリスニング対策に利用しました。私立は音源がないので便利に使えました。こちらは無料で最高。

続いての情報交換会という名の飲み会では、普段お会いできない東京以外の会員の方、学校の方ともお話ができました。コロナが落ち着いて、こういった年末が戻って嬉しく思います。
そして情報交換会の後は、渡辺先生他の先輩方に誘われ大宮の夜の闇に消えてゆくのでした。。。今後ともよろしくお願いいたします。

以下の文章は、実際に宮澤(広報部長)が年末研修の録音を元に文字起こしをしたもの(5000字程度)を、ChatGPTに読み込ませて、800字程度に要約することを依頼して生成された文章です。

年末研修「塾+AI=子どもの未来」では、伊丹龍義先生がChatGPTの特徴や活用方法、プロンプトの設定などを解説しました。ChatGPTは大量の文章から次に来る可能性の高い単語を分析して文章を生成し、Web上の情報に強みがありますが、情報が少ないと制約が生じると述べました。ChatGPTの利用上の注意として、バージョンやデータの更新があるため、仕組みを理解することが重要です。

ChatGPTの使い方については、プロンプトの設定が鍵とされ、一回の質問で完璧な回答を求めるのではなく、対話を通じて絞り込んでいくアプローチが推奨されました。塾での具体的な活用方法として、質問応答、言語学習サポート、作文・レポートの校正、プログラミング、理科や数学での調査や問題作成などが挙げられました。また、ソクラテススタイルを用いた対話も可能であり、環境によって適切な使い方を見極めることが強調されました。

宮澤歩先生は、塾での教育をトレーニングととらえ、国語の教材においても計算ドリルのようなパターン練習が重要であると述べました。ただし、著作権の問題があり使用できる文章には制限があるとし、例として「朝日小学生新聞」を活用する方法を紹介しました。国語・社会の問題をChatGPTで作成する方法も解説され、同じ文章から様々な練習ができる利点が強調されました。最後に、このような問題作成方法は誰でもできるので、塾の在り方、教育の仕方について考えると良いということを指摘されました。

柳田浩靖先生は、手書き英作文の添削にChatGPTを活用する方法を紹介しました。手書き文書をデータ化し、ChatGPTに添削を依頼することで迅速かつ効果的なフィードバックが得られ、生徒との共有が容易になります。他にもグーグルのアプリやMicrosoftbingなど、さまざまなアプリが存在し、自分に合ったものを選びながら活用することが示唆されました。