エリア中国 西本雅明(84号)

エリア中国 西本雅明(パワーゼミ西本)

まず最初に、能登半島地震で被害にあわれた方々ができる限り早く、通常の生活へ戻れることを祈念しております。

東日本大震災時は東北に親交のある塾がありましたので、支援経験は乏しかったのですが、塾に対する被害の状況は比較的早く得ることができました。しかし今回は私自身には親交のある塾はなく、全国学習塾協会への加盟塾もないことから、どこにどのような支援をすればよいのか分からない状況でした。そんな時に、私塾ネットのネットワークを通じて、「能登の塾や教室を助けたい」(学習塾協議会 石川)というホームページがあることを知らされ、被害の状況をいくらか把握できました。また、その塾団体以外にも被災した生徒たちを支援し始めた塾があることが分かり、全国学習塾協会から割と大きな額の支援をすることができ、塾間のつながりは、とても大事だと今更ながらに感じました。

さて、エリア通信に入ります。エリア中国の定例会は特別なことが無い限り、奇数月の第2木曜日に開催します。1月は新年会を兼ねたランチミーティングが通例です。今年は久しぶりに対面でのランチミーティングを行いました。特別な議題は設けず、各自が近況報告を行ったり、悩みを会員にぶつけたりしました。エリア中国としての悩みは、会員が高齢になってきているということです。仕方のないことですが、先輩塾長先生が引退し始めると寂しくなります。他塾と交流を持ちたいという気持ちのある若い塾長を見つけないと、エリア中国は消滅してしまいますので、私が所属する地元の任意団体の会員を物色してみようと思います。

会議室として便利に使ってきた広島駅前のホテルがコロナ禍で閉店してしまい、最近ではTKPの会議室を使っています。TKPは会議室だけではなく、旅行代理店のような仕事もしますので、昨年11月の「宮島研修」では、ホテルや宴会や屋形船クルーズの手配等をTKPに依頼しました。新年度の会議室手配は、TKPを利用するつもりです。

3月の定例会では、広島県が昨年度、入試制度を変更したことを受け、受験生たちの動向を検証したいと思っています。現在広島県は民間から登用された女性が教育長をしていますが、その教育長が入試制度を変更しました。新年度は文化庁政策課長が就任します。かつて広島県は文部科学省のおひざ元と呼ばれ、文科省の施策がすぐ反映すると言われてきましたが、新教育長も出身からして怪しいですね。