賛助会員紹介:春日部共栄中学高等学校(埼玉県春日部市)

馬﨑 郁朗

1933年東京都葛飾区に創設された共栄学園高校の実績を元に、春日部市の誘致を受け、1980年に男女共学の春日部共栄高校を開校しました。2003年には「世界のリーダー」の育成を目指して春日部共栄中学校がスタートしました。

■校訓

・「自主自律」視野を広くもち自主的に学びへ向かう力と自らを律し責任をもって思考、判断する力
・「明朗勤勉」明朗かつ豊かな心で大らかに表現する力と基本的な知識・技能を着実に習得する勤勉さ
・「協調奉仕」多様な個性の中で互いを認め合う協調性と社会の一員として貢献したいという奉仕の心

■教育方針

「至誠一貫」(いかに困難な時代にあっても、至誠(至高の誠実さ)の心を一生涯貫くこと)を建学の礎とし、知育・徳育・体育の調和のとれた全人的人間の育成を目指し、文武両道をモットーとします。2022年度より「2期制」「週5日制」「45分7限授業」を実践しています。2021年度より中間試験を廃止しているため、定期試験は年2回です。それに変わって定期的な小テストの実施、単元ごとに行う単元テストを行うことで、知識を取りこぼすことなく学習を進めることができます。それにより、校訓である「自主自律」のもと能動的な自学自習力を高め、部活動とのゆとりある両立を図ります。

■高校

選抜コース・特進コースE系・特進コースS系の習熟度で別れたどのコースにおいても部活動の制限はありません。つまりどのコースの生徒においても「文武両道」を実現することができます。また、「文武」の「武」は部活動のみを指すわけではありません。習い事など、部活動になくても生徒が取り組みたいことすべてを指しています。生徒たちがやりたいことをやりながらの「夢の実現」を全力でサポートします。

また、「国公立大学現役合格」にこだわる共栄の教育方針が、国公立大・私立大とも 高い現役合格率を実現し、生徒たちが夢を持てる学校として着実に成果を上げています。コツコツと積み重ねる毎日の学習こそが大学受験成功への鍵を握ります。今年は国公立大学に87名(在籍人数の5人に1人)が合格しました。

■中学校

今年創立20周年を迎えます。それに伴い、2022年度より「プログレッシブ政経コース」と「IT医学サイエンスコース」の2つのコースを開設しました。

「プログレッシブ政経コース」は海外大学進学も視野に入れた「圧倒的な英語力」の習得と政治経済的なセンスと実践力を高めるコースで、政治・経済分野の調べ方や資料の集め方、論文の書き方を学び、金融界からの講師を招き実務力を学んだ上で「模擬トレード」などにも取り組みます。さらに、模擬国連やディベートにも参加しています。こうした体験を通して各分野でのリーダーシップを発揮できる人材育成をしていきます。

「IT医学サイエンスコース」は元々医学系への進学が特徴的な学校ではありますが、実際の医学博士が教鞭をとり医療についての知識を講習を通して養っていきます。「IT」はプログラミング言語pythonを学びながら英語学習もできる「コードコンバット」を日本で初めて導入するなど、企業と連携してアプリ・ゲーム制作などに繋げていきます。「サイエンス」ではDNAの抽出や遺伝に関するカブトムシを使った観察研究、水耕栽培などの先進農業、地学・天文学に関わる分野まで幅広く学びます。

春日部共栄では生徒たちの多岐にわたる興味関心を追求することを、心から応援しサポートしています。今後も春日部共栄にご期待ください。

春日部共栄中学高等学校