エリア東北 佐々木 康(80号)

エリア東北 佐々木 康(やまばと学習館・青森県)

昨年末、私塾ネットエリア関東および埼玉県私塾協同組合共催による、年末研修会「新年度教材研究」に、パネラーとして参加させて頂きました。教材研究ということで、社会科の、特に中学3年生向け教材のご紹介と活用のしかたについて、20分ほどお話をさせて頂きました。残念ながら会場に行くことができなかったため、zoomを使ってオンラインでお話をさせて頂きました。

これまでも、県の塾協議会の会議や研修会や、自塾開催の入試説明会などをオンライン開催してきたことはありましたが、全国規模の研修でのお話は初めてでしたので、大変緊張するものでしたが、何とか皆様のお役に立てる教材紹介ができたのではないかと思っています。

さて、わたくし若輩者ながらも、研修会などでお話をさせて頂く機会を頂くことも増え、プレゼンや発表のしかたに、より工夫を加えて、視聴者の皆さんが楽しく聞けるお話ができるよう勉強中です。今回の教材研究会では、あえて画面共有を使用せず、フリップを自作してテレビ番組のパネラーのようにお話をさせて頂きました。このようにすることで、画面共有時の通信容量の負荷をかけず、スムーズにオンライン通信ができました。

また、今回のプレゼンは『教材の使い方』に特化したお話をさせて頂いたのですが、時系列的にどのタイミングで、どの教材を使用するのが適切か、ということに重きを置いてお話をしました。たとえば、好学出版「パターン問題集」は私イチオシの教材なのですが、冬期講習会から導入したり、また上位クラス生の直前対策では文理「公立高3年間の入試セレクト」を使ったりします。視聴者の方が一番知りたいことは、より適切な場面での教材利用のタイミングではないかと考えました。

コロナ禍の2年間で、例えば当館塾生向けの説明会などでは、ほとんど共有画面だけで資料提示を行ってきましたが、聞く側からすると、どうしても飽きてしまうことがあると思います。パネラーが顔を出して語り掛けることで視聴者を引き付ける、そのようなお話が今後もできるよう努力していきたいと思っております。そして次回研修会では、ぜひ会場に足を運んで各エリアの先生方と交流を深めたいと思っております。