エリア東北 佐々木 康(82号)

エリア東北 佐々木 康(やまばと学習館・青森県)

新型コロナウイルス感染症の位置づけは、これまで、新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」としていましたが、令和5年5月8日から「5類感染症」になり、全国的に「コロナ前」同様の活動が戻りつつあります。ここ青森でも、運動会や部活動が盛んにおこなわれ、子どもたちの活発な声が響き、一生懸命に汗を流す姿が見られます。

同様に、県内の学習塾団体も対面での会議や総会が実施されました。5月31日(水)には、八戸市・青森市の学習塾中心とする『青森県学習塾協議会』の総会が開かれ、今年度の活動内容が発表されました。また6月9日(金)には、弘前市および近隣地域の学習塾による友好団体『青森県私塾教育研究会』の、今年度第1回会議が行われ同様に活動計画が話し合われました。いずれも青森県立高校入試の分析に大変力を入れており、また青森県内の全地域が対象の中学3年生向け高校入試の模擬テストである『青森県全県テスト』の実施および問題について意見交換や分析などをおこなっております。これまでもオンラインでの会議は行われてきましたが、対面での会議ではより活発な意見交換、そして時代に即した新しい活動の提案などが打ち出され、今後が楽しみな内容となりました。両団体ともホームページもございますので、下にご紹介しておきます。ぜひご覧頂ければ幸いです。

私の塾では只今、1学期塾生面談を全員分終え、保護者面談に入りました。もちろん対面での面談です。保護者の方からの最も多い相談事が、「スマホやタブレットの使用時間」についてです。当方の塾に通う子たちは皆、学校からノートパソコンを持ち帰り可で貸し出しを受けています。適切な使い方が全員出来ているかと言えば、必ずしもそうでは無く、むしろ好きな動画視聴の時間がどんどん増えており、睡眠時間が削られている子も少なくありません。コロナ前ではゲーム機によるプレイ時間が問題になっていたのが、今ではゲーム実況動画を見て、時には自分から配信して、という子もいます。すでに私たち講師の感覚ではついていけない事態です。保護者の悩みを解決するため、子どもたちとじっくりと話をして、これからの時代の問題と向き合っていきたいと思う次第です。

※青森県学習塾協議HP https://aomoriken-juku.jp
※青森県私塾教育研究会HP https://aomori-shijuku.com