エリアセンター「理事長」係の活動報告 其の2

田中 宏道(LAPIS鎌ヶ谷・千葉県)

1.塾と私学の情報交換会2024(通称「18階の会」)
2024年(令和6年)10月5日(土)17:30~20:00
和洋女子大学・和洋国府台中高

東京スカイツリーや富士山まで一望できる和洋女子大学(千葉県市川市・江戸川沿い)18階のラウンジ「Wayo DINER」での開催です。千葉県の私立高校18校の校長・教頭先生や募集担当の先生方と東京・千葉の21の学習塾と教育関連企業「声の教育社」さん、テスト会社の「進学研究会」さんなど全部で100名ほどの方々が参加します。私塾ネットからの参加者は7名でした。

千葉の学習塾協同組合にも加盟していますのでそのお誘いで毎年参加させていただいております。千葉県の偏差値47以下の公立高校の倍率は生徒数の多い都市部でも1倍を切ります。これは少子化の影響ではなくそのランクの公立高校だったら私立高校に入学した方が良いという私立人気の、公立不人気の影響です。
そのために中堅の私立高校さんでは生徒数があふれ教室が足りずに、おまけに定員をはるかに超えるからと県からのご指導で補助金を削減されるという事態が発生しています。
補助金カットでは私立高校は経営できません。そこで私立高校さんは翌年の合格者を絞り込み、結局中3生が安全校(すべり止め)として受けられる高校が無くなっている状況に陥っています。
公立高校の人気の無さゆえの私立人気であるのに、公立高校側の集まり過ぎを県が指導をすることで、教育消費者である生徒や親御さんが不利益を被っている状況になっているのです。ですから、私立高校の先生方が責任を負わされすぎなので、今年は私学の先生方に「公立の不人気のせいであるのに私立高校が責任を負わされるのはおかしい。生徒たちがその被害者になるのはとんでもない話しです。(私立の)先生方、ぜひこの理不尽な問題を皆さんでまとまって県に伝えてください」とお願いいたしました。

その後二次会へ。ある学校の校長先生と別の学校の副校長先生もご一緒していただきました。「自校の入試制度を変えることについてどう思うか?」と相談され教育消費者の視点から率直な意見を述べさせていただきました。さまざまな会を通してご縁が深まることに感謝しております。ありがとうございます!

2024(R6)年11月24日(日)記

2.ご報告 近藤誠介先生のご動向・近況

11月16日(土)に東京日帰りされたそうです。国立博物館の埴輪展に行かれたとのことでした。この展覧会は写真撮っていいんですって!(https://bit.ly/4ggWcFs
それだけではなく!田中一村展にも行かれたとのことです!田中一村は「奄美の光・魂の絵画」と言われています。非常にエネルギッシュな絵です。(https://bit.ly/4ghIySA
ヘロヘロだって近藤先生からメールが届きました。

2024(R6)年11月24日(日)記