エリア中国 西本雅明(パワーゼミ西本)
最近のエリア中国では通常の定例会の参加者が非常に少なく、研修会等で案内を頻繁に入れた時だけ、それなりに参加者数があるという状況です。忙しさを言い訳に参加しないという流れはZOOMが作り出したものではないかと思っています。私自身も会議はZOOMが楽だなぁと思っています。
リアルな会議では新幹線を使って朝8時ごろ家を出て、戻るのは昼2時ごろになってしまいますがZOOMだと9時ごろまでパジャマ姿で良いし、12時までの予定でも早く終われそうだと早く終わっても大丈夫であるという気軽さがあります。人間関係をどのように保つかだけが課題のように思います。今回は塾団体の活動と私の動きについて報告しようと思います。
6月は城先生の「ほっとキャッスル」へご招待を受けて佐藤先生、湯口先生、富田先生と私の4人でお邪魔しました。城先生の音楽仲間たちが集まり色々なジャンルの演奏や歌のご披露があり楽しい一日になりました。城先生は相変わらずお元気です。羨ましいリタイヤ生活ですね。
7月の定例会は「実践!AIを授業に取り入れる」と題し、広島工業大学情報工学科の講義室を舞台に行いました。講師は情報工学科の大谷幸三教授と酒井達彦助教です。AIが話題になってから毎年のように研修会に来ていただいています。今回は初めて広島工業大学を訪問しての研修会です。先生方にはお忙しい中、毎回わがままなお願いをしてきているので気が引けたのですが、私塾ネット会員の為に心を鬼にして依頼しました。実は9月にも岡山駅前で学習塾協会の中国四国支部でも同様の研修をしていただきました。どの研修へもお二人で来ていただき、夜の懇親会へもご参加いただきました。最近まで大学とはあまり交流してきませんでしたが、高校生までを対象とする塾も増えてきているので、近隣の大学とお付き合いすることは当然の流れであるように思います。
福山市内にも市立福山大学、福山大学、平成大学があり、講習会の会場として講義室をお借りすることもありますので、将来的にはイベントの協賛をお願いすることも考えています。倉敷市の作陽大学も読書作文コンクールの地域限定協賛を頂いたりしています。大学の広報に関わる予算は中高とは規模が違うので、大きな協賛の場合はご紹介しやすいような気がします。
さて、話題を研修会へ戻します。教授には小学生・中学生・高校生を対象にしたAIを使ったモデル授業を考えてくださいと依頼しました。チャットGPTをダウンロードするところから始まり、参加者が授業で使えるまでが依頼内容です。参加者は塾長よりも若い講師の先生方の方が多く、研修会終了後には、「授業で使い始めた。有難うございます」と、連絡を頂いたりしましたのでホッとしました。
9月になると担当している読書作文コンクールの審査や、学校説明会が毎日のようにあり、ソフトボールの練習もできなくなります。広島の協同組合の定例会と協賛企業を交えた懇親会がエディオンピースウイング広島(新しいサンフレッチェのホームスタジアム)で行われました。
選手たちのロッカールームやウォーミングアップをするトレーニングルームなど、普段目にできない場所を見せていただきワクワクしました。広島県内にある塾団体の中で最も活発で会員数の多いのが広島県学習塾協同組合です。若い会員が多く、私は長老に近い存在ですので、少し楽をさせてもらっています。9月末にはさらに学習塾協会中国四国支部の研修会と懇親会が岡山でありました。私の担当でしたので研修会や懇親会の集客などが精神的肉体的に重かったです。また、学習塾協会中国四国支部は香川県教育委員会との連携事業が来年度から始まりますので、考えることが多く、自分の能力の乏しさにあきれることだらけです。そんなこんなで9月はあっという間に過ぎてしまいました。