エリア中国 西本雅明(パワーゼミ西本)
5月の定例会は参加者が3名でした。学校説明会と重なるなど様々な理由で欠席者が多くありました。塾は特に最近、年中やたらと忙しいですよね。僕自身はNPO、一般社団、福山私塾連盟、広島県学習塾協同組合と地元だけで4つ所属していますので、行事が良く重なります。
先月のある日曜日などは午前中に主宰するソフトボールチームの公式戦と会議が重なり、残念ながらソフトボールをパス。(昨年度我がチームは小さなリーグですが年間チャンピオンです)。午後は学習塾協会の会議1件、地元の会の総会が2件あったので、総会を1件パス。夕方は懇親会と2次会が2件ずつあり。それぞれ2次会はパスしましたが、懇親会だけは2件とも連続で出席。重なってしまった協同組合の一泊二日の博多への旅行は泣く泣くパス。ホテルも新幹線もすべてキャンセルしました。
翌日は学習塾協会の仕事で尼崎市と伊丹市に高速道路で片道3時間の出張です。朝6時に出発し福山に戻ったのは16時です。そこから今度は片道1時間半かけて山間部の学校の学習支援をして、帰宅したのが23時。トータルでドライブだけで9時間という阿保みたいな一日でした。この時期は各学校説明会や塾にやってくるお客様など、スケジュール帳を見るのも嫌になります。おまけに自分たちが主催する「進学情報フェスタ」があり、自分の首を自分で締めているようなものですね。最近、座右の銘を「貧乏暇無し」に、そして好きな言葉は「他人の不幸は蜜の味」にしました。(エリア通信を考えながら、愚痴しか浮かびません)
7月定例会は研修会です。「生成系AIを塾の授業にどのように取り入れるのか」というテーマで、広島工業大学情報工学科にAIを用いた授業モデルを考えてもらいました。小・中・高の各教科について具体的な内容になるよう依頼しました。場所は広島工業大学(広島市)をお借りします。生成系AIの最終的な研修会にしたいと考えていますので、会員塾の講師の先生方にも多数ご参加していただきたいと思っています。
先日見学させていただいた広島工業大学は、自習できる広いスペースがあり、それぞれが山小屋風やカフェ風など、趣向を凝らした作りになっています。また、360度映像が写せる空間があったり、いろいろな場所でプロジェクターが使えるようになっていたり、大勢で囲める大きな机が置いてあったり、高さや観葉植物の配置で人の目を気にせず勉強できるスペースなどがあり、学生たちの学びの変化に適応した環境作りがなされています。大学の設備や学習スタイルを見ることで、塾の目指すべき姿が少しずつ見えてくるのではと感じました。