エリア東北 佐々木 康(やまばと学習館・青森県)
私事ではありますが、5月末に初めて講演をさせて頂くことになりした。対象は県外のテスト業者様のユーザーの方達で、約40名の塾長様方。形式はオンラインで当塾のコロナ禍の活動をまとめて「地方都市による学習塾経営」と題して60分、お時間を頂戴しました。この講演の中でお話をさせて頂いた点は2点、「小規模事業持続化計画の活用」と「オンライン指導」についてでした。
小規模事業持続化計画については平成26年に初採択され、新聞折込チラシに役立てたのですが、事業計画の書き方などに大きく工夫を加えることで、平成29年から3年連続で採択されプロジェクター・防犯カメラ・空気清浄機を設置することができました。またオンライン指導については令和2年4月、青森市ではタブレットの小中学生への配布とオンライン指導が全国の中でもかなり早くスタートしたことから当塾でも急ピッチで準備を行い、全塾生完全在宅でのオンライン指導が可能となりました。様々なアクシデントが起き、生徒や保護者の皆様にご迷惑をおかけしたこともありましたが、トライ&エラーの繰り返しから少しずつ状況を改善し、現在でも非常時の在宅指導の他、英検2次試験対策や面接対策など、対面指導と併用して活用できることにはどんどん活用しているところです。
特にパソコン操作に強いわけでもなく、準備資金が潤沢にあるわけでもない、そして情報の少ない地方に住みながらその時々に必要な機材を準備し、オンライン指導を開始できたのは、私塾ネットでお世話になっており先生方からのアドバイスや力強い応援のお言葉でした。特にエリア関東代表の渡辺先生には相談に乗って頂き、大変有効なアドバイスを頂いたり、また研修会等々お誘いを頂いたりと、大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
まだまだ感染者が報告される日々ですが、それでも以前よりも行動が出来るような世の中になってきました。コロナが収まり、これまで通りの集いの場が元通りできたときには、少しでもこれまで一生懸命取り組んできたことをご報告できればと思い、夏に向けて頑張っていきたいと思う次第です。