エリア東北 安藤水無子(76号)

エリア東北 安藤水無子(Andy’s・青森県)

2022年を迎えました。改めまして、明けましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

後5日で、北京で冬季オリンピックが開催されるようです。あれ、2年前の広報にもオリンピックのことを書いたような気がしてきました。そう考えて、昨年1年がどんな1年だったのか思い出してみたら、昨年のこの時期の青森県は、今年ほど(というか、全く)コロナ感染者がいなかったので、塾生はもちろんですが、初めてのわが娘の受験でいっぱいいっぱいでした。思うように点数が伸びてこない中、それでも基本問題を繰り返し、試験日当日を迎え志望校に合格。入学式は保護者1名のみが参列可能だったので、(当然のように)私が母校の入学式に参列。

4月は私塾ネットの20周年記念大会に青森市の福士先生と出席。関東はかなりコロナ感染者がいたように記憶していますが、田中宏道先生の「僕たちはふつーに生活して、仕事しているんだよー」の一言で参加を決意。久しぶりに全国の先生方にお会いして、やっぱりこうして実際に会ってお話ができることの大切さを実感しました。

お盆が過ぎたころから、青森は急激にコロナ感染者が増加。とうとう、うちの塾にも感染者、濃厚接触者が。この一ヶ月は毎日がヒヤヒヤドキドキの連続でした。9月は「青森県緊急対策パッケージ」が発令。丸々一ヶ月間、小・中・高校の部活動中止。県外へ出ることが禁じられたので全国大会出場の部活動も参加を辞退しなければなりませんでした。部活がないからといって勉強に集中するわけもなく、生徒の目は虚ろだったような気がしています。10月からはワクチンの効果か、かなり落ち着いた日々が戻ってきました。

1月。共通テストが始まる1週間ほど前から、またまた感染者が増加。私の子供の通う小学校でもクラスターが発生。(自分の子供の学校がクラスター発生と新聞等で目にすると、かなり驚きます。)今回は小学校から広がっているので、その兄弟のいる中学校にも感染者が広がり受験生である3年生が感染と聞くと、なんとか早く収まりますようにと毎日神棚に祈るばかりです。

と振り返ってみると、やはり、コロナコロナの1年でした。そんな中、発熱症状のある患者さんを、完全防備で一人でPCR検査、会計までしてくれるすごい個人病院があると保護者から聞きました。なんとその病院のDoctorは、25年以上前の教え子でした。高校受験の時、「一生で、こんなに勉強するのは今だけだ」と言って毎日夜12時まで勉強させたT君。それからもっともっと勉強して、地域の方々から感謝される立派な大人になっていました。
何か困った時には、塾を卒業して大人になってからも話をしに来ることができる、そういう関係を子どもたちとつくっていきたいと考えています。