エリア四国 小野 昭(小野塾・香川県)
私塾ネット20周年おめでとうございます。これまでの諸先輩方のご尽力に感謝をいたします。おかげ様で、我々会員は情報交換をしたり、おしゃべりをしたりすることで仕事へのモチベーションを向上させることができ、大いに役立っています。ありがとうございます。ここ1年は皆様のお顔を拝見できておりませんので、またお会いできる日を楽しみにしつつ、次は30周年に向かって盛り上がっていけますよう私も精進してまいります。皆様今後とも宜しくご指導お願い申し仕上げます。
さて、自塾の近況報告をもってエリア通信とさせていただきます。香川県の公立高校入試に向けて、中学3年生対象の「日曜特訓」をご紹介させていただきます。入試までの毎週日曜日を5回、模擬試験を行います。入試本番に合わせて、朝9時スタートです。午前中は国語・数学・社会午後からは英語・理科です。これも入試と同じです。生徒の皆は、制服で来てもらっています。そして、服装検査をします。頭髪、名札、校章、組章、ソックス等の項目があります。また、保護者様も本番に向けて、弁当を作っていただいています。つまり、生徒も保護者も本番が6回目ということです。本番に近い感覚を5回味わうことで、当日は平常心で臨んでもらいたいものです。また模擬テストは、しり上がりに合計点が伸びるように、難しめのものからとりくんでいます。偏差値は出ませんから、合計点で一喜一憂します。合計点が伸びて、自信を持って本番に臨んでもらいたいと考えています。日曜特訓の締めは、間違い直しです。ここに未来の得点源が隠れているわけですから、先生も解説授業に熱が入ります。先生方も休日にもかかわらず朝の8時30分出勤から、夕方5時頃まで大変です。みんなでシフトを組んで何とか乗り切っています。余談ですが、その後6時ごろから飲むビールは激旨です(笑)。
またこの日曜特訓には別の側面があります。中学3年生の3月分売上は、ほぼゼロとなります。高校入試が3月9日ですから、直前まで授業をしてもほぼゼロです。この売り上げのカバーを日曜特訓がしてくれます。
話を香川県公立高校入試に戻させていただきます。本年度の入試はコロナ対策追試が設けられました。つまり本試、追試、さらにコロナ対策追試と3段構えです。コロナ対策入試は、英語・数学・国語の3教科で英語のリスニングはありません。会場は香川県で1か所だけです。原稿を書いています本日3月18日は、合格発表の日でした。各ご家庭は人生の一つの節目を迎えたことと思います。我々職員一同も、職員室で待機したり、ビラ配りに行ったりしつつ、バタバタな一日でした。今夜のビールも旨いはず(笑)。
さて、生徒募集も気になります。小野塾では1月・2月・3月と1か月無料体験授業を行っています。今日現在では、昨年と同じ程度の横ばいです。これから、3月・4月と募集が続きます。明るく・楽しく・元気よく。広告チラシに頼りすぎることなく、内部からの口コミを大切にしていきたいです。やはり、内部の生徒や保護者からの信頼をいかにやりがいにしているかがポイントではないでしょうか。職員室では、職員同士が生徒さんの問題点や改善点を気軽に、躊躇なく話せるように、私自身も務めて明るく前向きにしていたいものです。
今春、中学部の教科書改訂にからみ、教材選択にも気を使っているところです。いかに学習効果があり、いかに仕事がしやすいかの2つのポイントで、2月17日社内で決定しました。まもなく、選定したテキストを使っての授業が始まります。落ち着いたスタートになってほしいものです。最後にはなりましたが各先生方におかれましては、大変お忙しくされていることと思いますが、どうか今春が暖かく穏やかな春になることを願いつつエリア報告とさせていただきます。